慢性硬膜下血腫と名前を聞いただけで、恐ろしい病気のような気がしますが、頭を強く打った時などになる病気です。
ボクが発病前を振り返ってみて感じた前兆現象を書き連ねていきたいと思います。
入院の1週間前から右側頭が痛くなりました。この頭痛は一日中ではなく朝と晩でした。頭痛の質はドーンとした痛さだったです。
肩凝りに起因するのかなと思って、近所の整骨院に通ったけど改善しなかったので、虫歯を疑ったりもしました。
同僚と一緒に歩いていても、どんどん離されてしまうけれど、走って追いつこうとする気力がないこともありました。
信号で赤から青に変わって、ブレーキからアクセルに足を踏み換えたつもりが、一生懸命ブレーキを踏んでいたこともありました。
そんなとき、決定的な現象が現れたのです。それは、言語障害です。明らかに「ら行」の発音がおかしかったのを覚えています。ボクの場合は20分位異常な状態が続きました。それ以降は普通に戻ったのですが、言葉につまってしまうことはありました。
言語障害が現れたことで、脳神経外科を受診しました。MRIが予約がいっぱいで当日に撮影できず、ドクターから「熱中症かもしれない」と言われましたが、言語障害の事が気になっていたので、MRIの予約を入れたのが良かったです。
今思えばCTでも発見できるので、そちらの方が比較的小さな医院でもあるから、そちらに行けば良かったかなと思います。
ボクと同じ病気で入院した方と合わせて前兆現象をいまから列挙していきますので参考にして下さい。
- 頭が痛い
- 気力がなくなる
- 字が汚くなる
- 足を擦って歩く
- 歩くのが遅くなる
- 目をつむって腕を水平に伸ばすと、片方が下がる
- スマホの文字入力が下手になる
- 思っていることが言いにくくなる
- 100から7を引いていくことが難しくなる
- 車が右に寄ろうとする
- ブレーキからアクセルに足が伸びない
入院していた患者同士から、これらの事柄が挙がってきました。
中には頭を打った記憶がない方もいました。ボクみたいに交通事故等で過去に頭を打った人もいました。
これらの事が現れたら、少しでも早くCTやMRIで撮ってもらいましょう。
さもないと、ボクみたいに血腫の量が多くて脳が変形して入院期間が延びますよ。