格安SIMや格安スマホが注目されている中、父親もそんな情報を聞きつけてボクに相談してきた。格安スマホに乗り換えるべきか、そのままキャリア(ドコモ・AU・ソフトバンク)を使い続けるかだ。動画を頻繁に観る人もいれば、音声通話をよく使う人もいる。今回父親にはY!モバイルをすすめたのですが、自分も変えたくなりました。MVNOにかけ放題プランが付くようになる時代なのですね。
まず最初に父親はどのようなスマホの使い方をしているのかというと、月間のデータ使用料は5GB位で090等の音声通話は毎月90分程するそうだ。
<イメージ写真>
1回の通話に1時間以上通話することもあるとのことなので、今回は音声通話の通話時間がどの通信会社を選ぶかを大きく左右することになった。参考にしたのはYモバイル・楽天モバイル・マイネオの3社だ。マイネオは自分が契約しているから一応比較している。
通信会社 | 名称 | 価格 | 備考 |
---|---|---|---|
Y!モバイル | スーパーだれとでも定額 | 1000円 | 無制限(国内通話) |
楽天モバイル | かけ放題by楽天モバイル | 2380円 | 楽天でんわを利用 |
マイネオ | 通話定額60 | 1680円 | 60分を超→20円/30秒 |
5分や10分以内の国内通話なら何回でもかけることができる通信会社が多い中、有名なMVNOの会社の中で何も気にすることなく通話ができるのは「Yモバイル」と「楽天モバイル」の2社といっていいくらい扱っている会社がなかった。
無制限に通話ができるY!モバイルのスーパーだれとでも定額が1000円の追加料金というように、とてもコストパフォーマンスが良いものになっているのには注目だ。
そして月に父親の月間5GBのデータ使用量をもとにこの2社でプランを練ってみることしましたが、すると嬉しいことにデータ容量2倍オプションというものがY!モバイルにあって月々500円でデータ容量を2倍にできるプランがある。つまり父親の場合3GBの容量が6GBになるということなのだ。
最終的に概算でいくらになるか計算してみた。
通信会社 | 料金プラン | オプション | その他 | 合計 |
---|---|---|---|---|
Y!モバイル | スマホプランM(3GB):2980円 | だれとでも定額1000円 | データ容量2倍オプション:500円 | 4480円 |
楽天モバイル | 5GBプラン:2150円 | かけ放題2380円 | 楽天でんわアプリ使用 | 4530円 |
どちらも同じような結果になりましたが、Y!モバイルのデータ容量が6GBに対して楽天モバイルは5GB。Y!モバイルがそのまま音声通話ができるのに対して、楽天モバイルは通話アプリ等を使わないと音声通話ができないというように、Y!モバイルの優位性が引き立ちました。実店舗が至る所にあるのも父親には安心ですね。
70歳近くの父親ともなると、その通話相手は同じような歳の方になります。するとボク達のようにスマホを自由に使う人は少なく、ガラケーでやりとりする人が多いそうです。そうするとLINEなどの無料通話ではなく、090等の音声通話で連絡する人が多いのですが、格安スマホの基本料ばかりに目を配ると、20円/30秒と加算される通話料で驚くことでしょう。
「連絡はもっぱら音声通話だ」と仮定した上で
- 1回の通話は何分位なのか
- 長時間連続して通話することがあるのか
- データ使用量はどれ位か(動画を観るのか)
ボクの主観ですが、これらのことを考えて格安スマホ(SIM)を選ぶと良いでしょう。携帯電話ナンバーポータビリティの利用、契約解除月の問題、手持ちのスマホを使うかなど費用面でハードルがありますが、損得をしっかり考えてトライしてみて下さい。
あとY!モバイルが昼休み時間などに通信速度がガッツリ落ちてしまわないといいのですが・・・定年後の父親には昼休みしか使えない事はないから心配ないが・・・
ボクはいまマイネオを使っているのですが、今回は変更せずに使います。LINE等の通話品質が悪化して音声通話に頼らなくてはいけなくなったら考えます。ジャリ駐でした。